エネルギー問題の短・中・長期展望(主催:早稲田大学理工学研究所 共催:電力技術懇談会) 日時:2011年7月13日(水)14:00~

東北地方太平洋沖地震、それにともなう大津波によって、広範囲にわたり大きな被害を受けました。福島第一原子力発電所はその機能を喪失し、エネルギーインフラへの影響も少なくありません。関東地方では過去に例のない大規模な計画停電を余儀なくされ、日常生活にまで大きな影響を及ぼしました。
これらのことは、私たちがこれからのエネルギー問題を考える契機になりました。そこで、理工学研究所ではこれまでにさまざまな研究を通して培ってきた研究成果と研究者の叡智を結集して、今後のエネルギー展望を示します。

日時

日時: 2011年7月13日(水)14:00~

場所: 早稲田大学国際会議場井深大記念ホール 会場地図【PDF】

プログラム

司会: 理工学研究所 副所長 中井 浩巳 教授(先進理工学研究科 化学・生命化学専攻)

14:00
開演(13:30 開場)
14:00
挨拶 早稲田大学 理事 深澤 良彰教授(基幹理工学研究科 情報理工学専攻)
理工学研究所 所長 木野 邦器教授(先進理工学研究科 応用化学専攻)

【基調講演】

14:10 ~ 14:40

辻 篤子(朝日新聞 論説委員)
辻 篤子(朝日新聞 論説委員)

これからのエネルギーと研究者への期待

エネルギーを根本的に考え直す、そんな時代の入り口に私たちは立っています。研究者の果たすべき役割がきわめて大きいことはいうまでもありません。社会は研究者に何を求めているのでしょうか。

【講演:エネルギー問題の展望】

14:40 ~ 15:30

岩本 伸一教授(先進理工学研究科 電気・情報生命専攻)
岩本 伸一 教授(先進理工学研究科 電気・情報生命専攻)

今夏の電力危機とこれからの電力危機

今夏の電力供給力不足に関して概説し、普通の停電と今回の大規模停電の違いや大規模停電を防止するための対策について説明します。また、これから、日本の 電力が直面する定期点検等を含めた原子力稼働問題や現在、新聞等で見られる発送電分離、節電方法について、電力系統の計画・運用の面から解説します。

15:30 ~ 15:45 休憩

15:45 ~ 16:25

(先進理工学研究科 共同原子力専攻)
岡 芳明 特任教授(先進理工学研究科 共同原子力専攻)

原子力エネルギーの役割と課題

原子力エネルギーは利用に伴う温暖化ガスを放出せず、安価なエネルギーを大量に供給できる現在唯一の技術です。しかし東電福島事故により避難地域をはじめ多大な迷惑を及ぼしています。原子力エネルギーについて、地球環境問題、安全性、経済性、海外市場、国際競争力などの観点から考察し、様々なエネルギー源の中での役割や課題について発表します。

16:25 ~ 17:05

(大学院環境・エネルギー研究科)
横山 隆一 特任教授(大学院環境・エネルギー研究科)

災害に強いクラスター拡張型電力供給システムの構築

原子力発電の安全神話が崩れ去り、太陽光、風力発電等の再生可能エネルギーへの期待が従来にも増して高まっています。一方では、再生可能エネルギー 大量導入時にも低廉で、安定した電力が供給できる電力供給社会インフラを構築する必要があります。また耐災害の観点から、地方自治体における電 力供給社会インフラの構築も重要です。これらの課題について説明します。
17:05
閉会の辞 橋詰 匠 教授(理工学術院総合研究所 / 基幹理工学研究科 機械科学専攻)
● 対象者:学生・一般・教職員
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● 問合せ先:【email】rikouken-energy@list.waseda.jp    【Fax】03-5286-3472